ブラックホールを目にする日!!

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ブラックホールはどのように見えるのか

よく息子とじゃんけんをしていると、”グー””パー””チョキ”のほかに”ブラックホール”という技が出てきます。
その名のイメージ通り、最強の手です。

ブラックホールは子供でも「宇宙にある、なんかすごいもの」として知ってますよね。
いよいよ、人類がブラックホールを目にする日が来るかも知れません。

ブラックホールは存在を示唆する結果はすでに観測からわかっていました。
でも、ブラックホールそのものを観測するには、従来の観測方法では解像度が足らず出来ませんでした。

それを、今回世界中の電波望遠鏡と観測チームの協力で実現できそうです。

可能にする技術・VLBI

より遠くの小さいものを観測するには、平たく言うとより大きな望遠鏡が必要です。
ブラックホールの観測には、電波の周波数帯での観測が主ですが、地球上で人間が作りえる電波望遠鏡の大きさには、おのずと限界があります。

それを、複数の望遠鏡を使って同一ターゲットを観測し、データ処理によってあたかも一つの大きな望遠鏡で観測した解像度でのデータを得ることができるのです。
それを、VLBI (Very Long Baseline Interferometry)技術と言います。

有名な、かどうかは微妙ですが、メディアに取り合が得られているのは、古いですが、映画「コンタクト」で出てきた「VLA (Verry Long Array)」が有名ですね。

日本でも、すでに終了したプロジェクトで、VSOPという名でしたが、日本大陸上の電波望遠鏡と、宇宙に打ち上げた観測衛星「HALCA」とのArrayを組んだ観測もされていました。
その後は、VERA (VLBI Exploration of Radio Astrometry)というプロジェクトが日本の電波観測における主導となり、数々の成果を残して来ていました。

科学に国境はない

今回のブラックホール観測に参加しているのはスペインのIRAMの望遠鏡、南極大陸の南極点望遠鏡、ハワイのジェームズ・クラーク・マクスウェル望遠鏡、チリ北部の砂漠にあるアタカマ宇宙論望遠鏡など、国境を越えた科学者達です。
日本の電波望遠鏡は、ターゲットの有効な観測時間帯に地球の反対側に位置するため、残念ながら観測には参加していませんでしたが、もちろん共同研究として参加しています。

全部で8つの望遠鏡で観測され、およそ地球の大きさの直径 (約1万キロ)の望遠鏡で観測したと同等の解像度が実現できたのです。

ターゲットは、地球から約2万6千光年離れた、いて座Aにある天の川銀河。
観測データの取得は4月13日に完了しており、あとは数か月かけてデータ処理となります。

処理には時間はかかりますが、得られたデータからデータ取得成功有無はすでに分かるはずなので、報道がある時点で成功でしょう。

今の子供、これからの子供がうらやましい

子供の頃ブラックホールという名前はまるでサイエンスフィクションの中の用語の一つのように感じていました。
大人になるに連れ、理論上必ず存在する物と知り、その後間接的にではあるが存在が確認された事、とどんどん現実味を帯びてきました。

昨年あたり、電波観測をされている旧知の方から「そろそろブラックホールが見えるかもしれない」と聞き、ドキドキして待っていました。
その日が現実になるまであと少しです。
本当に、人生には沢山のロマンがありますね。

私の子供たち、これから生まれる子供たち、きっと私達親世代が目にする事のないものすごい科学未来を知りえるのでしょうね。

取り合えず、私の目標はまずリニアモーターカーに乗ることですかね。

ではでは。
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